SECRET FORT SUPPORT

Secret Fort よくある質問

アプリ内のFAQと同一の内容です(2026-07-18時点)。

パスワードの条件は? 記号や大文字は必要?

必須なのは「15文字以上」であることだけです。大文字・小文字・数字・記号の組み合わせは要求しません(最新のセキュリティガイドライン NIST SP 800-63B に準拠した方針です)。

ただし、同一文字の繰り返し(例: aaaaaaaaaaaaaaa)や連番(例: 123456789012345)のような推測されやすいパターンは設定できません。

複数の単語をつなげた長いパスフレーズは、覚えやすく強度も高いためおすすめです。

指紋や顔を追加・再登録したら、生体認証でロック解除できなくなった

仕様です。端末の生体情報の登録内容が変わると、生体認証用の鍵はOSによって自動的に無効化されます。これは、第三者があなたの端末に自分の指紋を追加してロックを解除することを防ぐためのセキュリティ機能です。

マスターパスワードでログインし直し、設定 → セキュリティから生体認証を再度有効にしてください。データが消えることはありません。

すぐロックされる・頻繁にパスワードを求められる

設定 → セキュリティで調整できます。

「復帰時に再認証」をOFFにすると、他のアプリに切り替えて戻ったときの再認証がなくなります。「タイムアウト時に再認証」の時間も変更できます。

生体認証対応端末では、生体認証を有効にすると日常のロック解除は指紋・顔だけで完結します。

パスワードを何回か間違えたら、しばらく入力できなくなった

連続して間違えると一定時間ロックされます。これはパスワードの総当たり攻撃への対策です。

画面に表示される残り時間が経過すると再入力できます。ロックアウトによってデータが消えることはありません。

Windows版で生体認証が使えない

仕様です。Windowsには、生体認証と紐づけて鍵を安全に保護できるOS領域がありません(同一ユーザーで動作する他のプログラムから鍵を読み出せてしまうため)。安全に実現できない機能を提供しない方針のため、Windows版では生体認証によるロック解除を意図的に無効にしています。

Windowsではマスターパスワードでロック解除してください。

機種変更・新しい端末への移行方法

手順は次のとおりです。

  1. 旧端末: 設定 → クラウド連携からクラウドストレージに接続し、同期しておきます。
  2. 新端末: アプリをインストールし、初回画面で「クラウドから復元」を選択します。
  3. 同じクラウドアカウントに接続し、マスターパスワードを入力すれば復元完了です。

鍵ファイルの移動やQRコードの読み取りなどは不要です。旧端末が故障・紛失などで手元にない場合も、クラウド連携済みであれば同じ手順で復元できます。

「データの選択」画面が表示された。どちらを選べばいい?

クラウドとこの端末の両方にデータがある場合に表示されます。画面に表示される最終更新日時とアイテム件数を参考に、残したい方を選んでください。

選ばれなかった側のデータも、退避ファイルとして自動的にクラウドへ保存されます。間違えて選んでも後から取り出せます。

判断に迷う場合は「キャンセル」を選べば、どちらのデータも変更されません。

クラウドを別のサービスに乗り換えたい

設定 → クラウド連携で現在の連携を解除し、新しいサービスに接続してください。端末内のデータはそのまま保持され、新しいクラウドにアップロードされます。

旧クラウドに残ったファイルは、不要であれば手動で削除してください。暗号化されているため、残していてもパスワードなしで内容が読まれることはありません。

アプリを削除(アンインストール)したらデータはどうなる?

端末内のデータは削除されます。

クラウド連携をしていた場合は、再インストール後に「クラウドから復元」を選び、マスターパスワードを入力すれば元に戻せます。

クラウド連携をしていない場合、復元する手段はありません。端末の故障・紛失に備える意味でも、クラウド連携を有効にしておくことを強くおすすめします。

パスワードを変更したら、クラウドのバックアップが消えた

仕様です。パスワード変更時は、古いパスワードで開けるファイルがクラウドに残り続けないよう、すべての世代バックアップと退避ファイルを削除し、新しいパスワードで保護されたバックアップを作り直します。

変更前の確認ダイアログでお知らせしているのはこのためです。古い版を残したい場合は、変更前にクラウドからファイルを手動でダウンロードしておいてください。

「クラウド上のデータがこの端末で同期済みの版より古い」という警告が出た

クラウドから取得したデータが、この端末が過去に同期した版よりも古い場合に表示されます。データの巻き戻し(古い版へのすり替え)を検出するセキュリティ機能です。

ご自身でクラウドのファイルをバックアップから戻した場合などにも表示されます。心当たりがない場合は、クラウドアカウントが第三者に操作されていないか(ログイン履歴など)を確認してください。

意図的に古い版へ戻したい場合は、クラウド連携を接続し直すと表示される「データの選択」画面で、採用する版を明示的に選択できます。

スクリーンショットが撮れない・画面共有で真っ黒になる

仕様です。機密情報の流出を防ぐため、アプリ画面のスクリーンショット、画面録画、アプリ切替画面でのプレビュー表示を抑止しています。不具合ではありません。

OSの言語を変えたのに、タブや項目の名前が変わらない

タブ名・項目名は、データ作成時の言語で作られた「あなたのデータ」の一部です。ご自身で付けた名前が勝手に翻訳されないのと同じ扱いのため、OSの言語を変更しても自動では切り替わりません。

変更したい場合は、設定 → タブの管理から名前を変更できます。ボタンやメッセージなど、アプリ自体の表示はOSの言語に追従します。

クリップボード自動消去の制約事項

クリップボードの自動消去はアプリがフォアグラウンドまたはバックグラウンドで動作している間のみ有効です。アプリが強制終了された場合や、OSによってプロセスが回収された場合は、クリップボードの消去が実行されない可能性があります。

また、一部のキーボードアプリやクリップボードマネージャーがコピー内容を独自に保持している場合、Secret Fortからの消去が反映されないことがあります。

セキュリティを高めるため、機密情報のコピー後は手動でもクリップボードの内容を確認することをお勧めします。

パスワード紛失時の影響

パスワードはVaultデータの暗号化に使用される鍵の導出元です。パスワードを紛失した場合、保存されたすべてのデータにアクセスできなくなります。

Secret Fortはゼロナレッジ設計を採用しており、サーバーやアプリ開発者がパスワードを知ることはありません。そのため、パスワードのリセットや復旧を行う手段は存在しません。

生体認証を有効にしている場合でも、端末の変更や生体認証の再設定時にはパスワードが必要となります。パスワードは安全な場所に記録しておくことを強くお勧めします。

アプリ廃止後の復号可能性と公開仕様の所在

Secret Fortは、アプリの提供が終了した後でもユーザーがデータを復号できるよう、暗号化仕様を公開しています。

VaultデータはAES-256-GCMで暗号化され、パスワードからの鍵導出にはArgon2idを使用しています。これらはすべて標準的な暗号化アルゴリズムであり、一般的なプログラミング言語のライブラリで実装可能です。

データフォーマットと復号手順の詳細な技術仕様は、JaMTecサイトの[外部復号仕様書](/secret-fort/decryption-spec)で公開しています。クラウド同期を有効にしている場合、エクスポートされた暗号化ファイルと仕様書があれば、第三者のツールでも復号が可能です。

なお、世代バックアップ(vault.bak1〜3.dat)およびデータ置き換え時の退避ファイル(vault.replaced.〜.dat)も本体のvault.datと同一形式であり、同じ手順で復号できます。

OneDrive連携で広いアクセス権限を求める理由

Secret FortはOneDrive連携で Files.ReadWrite 権限(サインインしたユーザーのファイル全体への読み書き)を使用します。実際にアプリが読み書きするのは、ドライブ直下の「Secret Fort」フォルダ内のファイルのみです。

より狭い権限(アプリ専用フォルダ)も存在しますが、Secret Fortは万一アプリが利用できなくなった場合でも、ユーザー自身がOneDriveの画面から直接ファイルを見つけてダウンロードし、公開されている復号仕様書でデータを復旧できることを最優先しています。ドライブ直下の見つけやすいフォルダに保存するため、この広い権限を使用しています。

Google Drive連携で広いアクセス権限を求める理由

Secret FortはGoogle Drive連携で drive スコープ(マイドライブ全体への読み書き)を使用します。より狭い drive.file スコープでは、ファイルへのアクセスがアプリのインストール(クライアント)ごとに隔離されるため、複数の端末で同じ「Secret Fort」フォルダを共有できません。複数の端末から同一のデータを同期するため、この広い権限を使用しています。

Vaultデータは端末上で暗号化されてからDriveに保存されるため、アクセス権限が広くてもデータの機密性は保たれます。

なお、万一Google Driveの認証トークンが第三者に漏洩した場合、その影響はSecret Fortフォルダ内にとどまらず、Google Drive上の他のファイルにも及ぶ可能性があります。端末の画面ロックなど、端末自体の保護を有効にしておくことをお勧めします。

パスワード変更で古いパスワードは無効になりますか

パスワードを変更すると、データを暗号化する内部鍵(DEK)を新しく作り直し、Vault全体をその新しい鍵で暗号化し直します(鍵の世代番号が1つ上がります)。同時に、クラウド上のデータは新しいパスワードで保護された版に置き換わり、旧パスワードで開ける古いバックアップ・退避ファイルはクラウドから削除されます。

そのため、変更後は旧パスワードでは現在のデータを開けません。以前のように「Vaultを作り直さないと鍵が変わらない」ということはなく、パスワードの変更だけで内部鍵が切り替わります。

ただし、変更より前に第三者が暗号化ファイルのコピーを入手していた場合、そのコピーは当時の鍵で暗号化されているため、旧パスワードで開くことができます。いったん流出したコピーを後からさかのぼって無効化することは、どのような仕組みでもできません。漏洩が疑われる場合は、パスワードの変更に加えて、重要な項目(各サービスのパスワード等)そのものの変更もご検討ください。

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